にゃん

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にゃんとは、くるねこ氏の実家でかつて養育されていた猫。

概要

くるねこ家の初代猫。2巻で初登場。

1人称が「ぼく」であることからおそらくオスで、目つきの鋭い縞柄の猫として描かれている。

くるねこ氏が17歳の冬、8歳で亡くなった。[1]


元々は「たま」という名の飼い猫だったが、飼い主であるおばあさんの入院と共に家を出て行き、その後くるねこ家付近へやってきたようだ。おばあさんは入院後家に戻ることはなかったという[2]

ある秋にくるねこ氏に発見され、異様にかわいかった為くるねこ氏が飼おうとに相談したところ食べかけの芋を差し出され、これを拒否。

その後、帰宅中のに泣いてすがるも「飼い猫でしょ」と言われスルーされてしまい、外で鳴いていたところにまた芋を勧められる。

家に入れてもらってからは最初の異様なかわいさはどこへやら、鋭い目つきの気難しい猫になってしまった。


キャットフードを食べず鰹節ご飯が好きだったそうで、「かつおぶしごはん以外は死んでも食わん」「イモも食わん」と言っている[3]

何も獲物を捕らない猫だったそうで、獲物が近くを通っても反応せず、のんびり「ばいばーい」と見送っている描写がある。このせいでくるねこ氏は「猫が獲物を捕るというのはただの噂」だと思っていたとのこと。


最期は腹水がたまっており、獣医からもって10日と言われていた。

くるねこ氏は予定していたスキー合宿には参加せず、にゃんに付き添い看取った。

その後にゃんは猫神の番頭さんの所へ赴き、予定の寿命より早く亡くなったため余った寿命をマオに付加するという処置を受けている。

出典

脚注

  1. 2巻・199ページ
  2. くるねこ番外篇 思い出噺・62~67ページ
  3. くるねこ番外篇 思い出噺:84ページ