肉球
肉球(にくきゅう)とは、主にネコ科の動物の足の裏(人間で言うと掌の部分)にある、ぷにぷにの無毛の部分。
概要
正式には蹠球(しょきゅう)という名称である。 本来の役割は着地時の衝撃を軽減し、歩行時の足音を消すクッションの役割なのだが、その触り心地・色合いなどから人間に非常に愛されている部位。肉球をモチーフにしたグッズ等も山ほど存在する。
ぷにぷにの感触は角質層とコラーゲンと厚い脂肪によるもの。
肉球には汗腺がある為、緊張時などには人間の手汗と同様肉球が湿ったりもする。またこの汗が滑り止めの役割をしたり、マーキングの匂いつけの役割をしたりもする。
特に長毛種など、肉球(指球)の間から長い毛が生えている猫もおり、滑る原因となるのでカットする人もいるという。
くるねこ作中では母由来で「パン」という呼び方もされ、大きな肉球は「デカパン」、肉球のない者(=人間)は「ノーパン」と呼ばれている。
ちなみにマオは歴代第一位のデカパンだったそうだ[1]。胡てつもデカパンらしい[2] 。
シマちゃんはコゲパン、ミーちゃんはやわらか白パン、チビは柄パン、カラスぼんは黒パン。
また、めいが掌を吸っていた際には「チョーうまい肉球」と言われている[3]。
肉球の部位
- 指球:掌球の外側に5つ並んだ肉球。人間の指とほぼ同じ配置。
- 掌球:中央に位置する大きめの肉球。人間の掌に相当する。
- 手根球:人間で言うと手首のあたりにある肉球。前足にしかない。
肉球の色
- ピンク:白猫、茶トラ、茶トラ白、ロシアンブルーなど。
- 黒・グレー・茶系:黒猫、キジトラなど。
- バイカラー:三毛猫、サビ猫、白い部分の多い猫など。「アポロチョコ」などと呼ばれ愛される。
他にもあるかもしれない・・・
出典
脚注
外部リンク
- Wikipedia - 肉球
- 猫の肉球には何が詰まっているのか - 獣医師が解説 | マイナビニュース
- 子猫のへや - 猫の足~肉球の種類・爪の構造・利き手・ジャンプ力・木登り
- アイリスペットどっとコム 猫といっしょ - にゃんこの肉球大研究!
- ペットライフ - からだのしくみ~肉球の秘密~ 【動物まめ知識】