花さき山(はなさきやま)とは、1969年に発表された斎藤隆介(作)・滝平二郎(絵)による絵本。
山へ山菜採りに行った少女が山姥に出会い、その山いっぱいに咲いている美しい花が「誰かが他人に優しくする度に1つ咲く」ものだと教えられる、という話。
少女は自分の分を我慢して妹に新しい晴れ着を作ってもらっていた為、その花々の中には少女の咲かせた花もあると知るのだった。
作中では遊んでもらおうと思ってネズミのおもちゃを持ってきたぼん兄が、胡ぼんにそのネズミのおもちゃを取られてしまうというエピソードがあり、「今頃どっかでぼんの花が咲いている」と書かれている。
出典
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