猫伝染性腹膜炎

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猫伝染性腹膜炎(ねこでんせんせいふくまくえん)とは猫伝染性腹膜炎ウイルス(FIPV)感染を原因とするネコの感染症。

英語で「feline infectious peritonitis」、略してFIPとも言われる。

作中ではもんさんが罹患していた。また、かつてくるねこ氏の実家で飼われていたにゃんもこの病気で亡くなったのではないかと言われている[1]


概要

発熱、食欲不振、嘔吐、下痢、体重減少などの症状が発症し、進展すると滲出型(ウェットタイプ)または非滲出型(ドライタイプ)のどちらかに症状が分かれるようである。

滲出型(腹または胸に水が溜まるタイプ)では腹部膨満・呼吸困難を、非滲出型では眼病変・黄疸・腎腫肥大・神経症状・腸間膜リンパ節炎を呈する。


通常自然界には存在せず、猫腸コロナウイルスが猫の体内で突然変異し、発症に至る。なお、発症した猫からほかの猫へFIPウイルスが感染することは、事実上ないようである。

現在はまだ有効な治療法はなく、対症療法で症状緩和と延命を図るしかないとのこと。

外部リンク

出典

  • 1巻・82ページ、84ページ
  • 3巻・130ページ、138ページ