名古屋弁

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名古屋弁(なごやべん)とは、愛知県西部・主に名古屋市内で話される方言。広義には尾張弁・知多弁を含み、岐阜・愛知方言に属する。

くるねこ氏が名古屋弁ネイティブスピーカーである[1]

概要

名古屋弁の中でも「上町言葉」「下町言葉」「武家言葉」が存在するらしいが、一番よく使われているのが下町言葉。

語尾が「がや」「だがや」「がね」「だがね」になる、「うまい」が「うみゃー」・「どえらい(=とても)」が「どえりゃー」になる等の特徴がある。

既に全国で通じる知名度を持つ単語も多い。

作中に登場する名古屋弁

でら
とても
うみゃー/うっみゃあ
旨い[2]
ケッタ
自転車[3]
よけしか
余計に[4]
かん
語尾について「しなければならない」または否定の「いかん」の意味を持たせる
拭き掃除せんとかん=拭き掃除をしなければならない[5]
点さんとかん=点さなければならない[6]
捨てちゃかん=捨ててはいけない[7]
食わしちゃかん=食べさせてはいけない[8]
帰らんとかん=帰らなければならない[9]
絡ませんとかん=絡ませなければならない[10]
~がや
~でしょう、~ですね[11]
~だよ
例えば通常は「~するんだよ」と言うところを「~するだよ」と「ん」が抜ける。[12]
やぐい
弱い・脆い。[13]
だもんで/だで
「ですから」や「ですので」、「だから」。[14][15][16]
机をつる
机を(持ち上げて)運ぶ[17]

関連項目

脚注

  1. ただし幼少期を豊田市で過ごしたとのことなので、三河弁も混じっている可能性がある。
  2. 4巻:130ページ
  3. 4巻:173ページ
  4. 6巻:128ページ
  5. 7巻:23ページ
  6. 7巻:29ページ
  7. 7巻:176ページ、8巻:83ページ
  8. 5巻:230ページ
  9. 5巻:239ページ
  10. 12巻:198ページ
  11. 8巻:135ページ「眠れんがや」
  12. 8巻:223ページ「も少し待つだよ」
  13. 10巻:172ページ
  14. 13巻:96ページ「よくあることだで」
  15. 13巻:119ページ「だで言ったじゃん」
  16. 13巻:189ページ「だで言ったでしょう」
  17. ブログ くるねこ大和 「机つるは名古屋弁」 2015年8月18日

外部リンク