鍋島の化け猫(なべしまのばけねこ)とは、安土桃山時代に肥前国佐賀藩で起きたとされる事件。
主君に手打ちにされた家臣とその母の怨念を継いだ猫が化猫となり、主君に復讐するというストーリーで、江戸時代には芝居化・講談化・書籍化されていたという。
作中ではくるねこ氏をモデルにしたと思しき黄表紙作家のセンセーが油を舐めるシーンで引用されているが、鍋島の化け猫の話では祟られる側の鍋島丹後守の妻の母が行灯の油を舐めているシーンがあるとのこと。