花の色はうつりにけりないたづらに・・・

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花の色はうつりにけりないたづらに・・・(はなのいろはうつりにけりないたづらに・・・)とは、古今集に収められている小野小町の句。小倉百人一首にも選ばれている。

下の句も含めた全体では

花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに

という句である。

現代語訳では

桜の花の色がすっかり色あせてしまったのと同じように、私の容姿もすっかり衰えてしまったなあ。桜に降る長雨を眺め、むなしく恋の思いにふけっている間に。

という意味らしい。


胡てつの鼻の色は、ごしごしのせいか当初黒めだったものが現在ピンクっぽく変化している。これを作中では上記の句をもじって

の色は うつりにけりな いたづらに わが身ごしごし 長め背縞に

と表現している。

うまい!の一言である。特に「長め背縞に」のあたり。

出典

  • 16巻・巻頭カラーページ

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