伊藤潤二

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伊藤潤二(いとうじゅんじ)とは、日本のホラー漫画家。

概要

1963年7月、岐阜県生まれ。

歯科技工士を経て漫画家へ転身。「富江」「うずまき」等の代表作を持つ。

美麗な画風で怪奇と恐怖の世界を描き出し、日本を代表するホラー漫画家の一人となる。

私生活ではイラストレーターの石黒亜矢子氏と結婚。同棲時代から共に暮らし始めた猫「よん」と「むー」のお陰で猫に魅せられ、猫との生活を無駄にホラーな描写(※褒め言葉です)で描いた「伊藤潤二の猫日記 よん&むー」を出版するに至った。

「伊藤潤二の猫日記 よん&むー」について

講談社・ワイドKCにて2009年03月に発売。ISBN 978-4-06-337664-7。

新居を購入し婚約者のA子と暮らし始めることになったホラー漫画家のJ。

A子が実家の猫・「よん」を連れてきて一緒に暮らすことになり、よんを迎える前によんの遊び相手としてノルウェージャンフォレストキャットの子猫「むー」を先に迎える。

犬派であったJは猫など許さんと言いつつもむーのかわいさに魅了され、後にやってきた「呪い顔の猫」よんにも「変な顔だがそれはそれでかわいい」と愛着を抱くようになる。

常に白眼か極端な三白眼のA子(前述の石黒亜矢子氏がモデル)、やたら怖い効果音の文字、恐ろしい顔に描かれるよん、J(伊藤潤二氏本人がモデル)のホラー顔など、かわいらしいエピソード満載でありながら画風が緻密なホラー調であるギャップがクセになる作品である。

くるねこ丼 3

くるねこ丼 3では石黒氏と共にくるねこ氏と対談した様子が収録されている。

対談では

  • 「よん」は「よんすけ」、「むー」は「むーやん」が正式名である可能性
  • よんは2011年の2月に心臓発作で逝ってしまった
  • くるねこ氏の先輩と伊藤氏が名古屋の同じ病院に入院していたことがあり、くるねこ氏はそれをきっかけに伊藤氏の著作を読んだ
  • 伊藤氏は心霊現象を全く信じていない
  • 伊藤氏は岐阜県中津川に住んでいたことがあり、その田舎独特の暗さが作品に影響を及ぼしている
  • 「よん&むー」に登場する幻の猫「五郎」には5,6年かかったが触らせてもらえるようになった

等が明らかになった。

また、伊藤氏直筆のもんさんのイラストも掲載されている[1]

出典

脚注

  1. くるねこ丼 3:53ページ

外部リンク