いくえみ綾
いくえみ綾(いくえみりょう)とは、日本の女性漫画家。
概要
1964年10月2日、北海道名寄市生まれ、現在北海道札幌市在住。
1979年、高校在学中に「マギー」でデビュー。その後、「バラ色の明日」「潔く柔く」「あなたのことはそれほど」等のヒット作を次々と発表。現在も連載を複数本抱える人気漫画家である。
「バラ色の明日」で第46回小学館漫画賞、「潔く柔く」で第33回講談社漫画賞少女部門を受賞しており、「潔く柔く」は2013年に実写映画化もされている。
私生活では非常に猫好きであり、以前から単行本のおまけページなどに猫が登場することがよくあったが、2008年からは自身の飼い猫を主題にした「そろえてちょうだい?」を連載開始。2011年12月にはかつて飼っていた猫達を主題とした漫画「かわいいにもほどがある。」も出版された。
2016年3月に発売された「そろえてちょうだい?」の4巻巻末の時点では、自宅で5匹の猫を養育していることが描かれている。
くるねこ大和氏との交流
いくえみ綾氏はくるねこの古参のファンであり、単行本2巻発売の頃に購入、その後むぅのエピソードあたりから本格的にハマったという[1]。
くるねこ番外篇 思い出噺の初版の帯のイラストと文章を担当。また、この「くるねこ番外篇 思い出噺」とくるねこ14巻の発売を記念して、コミックナタリーにおいてくるねこ大和氏といくえみ綾氏の交換日記企画も公開された[2]。企画内ではいくえみ綾氏の選ぶくるねこエピソードが8点紹介されている。
くるねこ大和氏のブログでは「そろえてちょうだい?」の1巻にサインとイラストの入った写真がアップされ、「いくえみさんにサインをもらった」との旨も書かれている[3]。
また、WEBマンガ雑誌「デンシバーズ」にて2015年7月頃からくるねこ大和とのコラボ企画「ねこあるあるカルタ」が公開開始され、2015年12月24日にはくるねこ大和氏と共著の形で書籍化された。
2016年5月30日からは同「デンシバーズ」にてくるねこ大和とのコラボ企画第2弾「ねこしりとり」が公開されている。
「そろえてちょうだい?」について
祥伝社・FEEL YOUNGコミックスにて発売されているコミックエッセイ。既刊は5巻。
今まで「お金で猫を買う」という経験をしたことがなかったいくえみ綾氏が、猫不足に陥り冷やかしで寄ったペットショップにいた立ち耳のスコティッシュフォールドを購入するところから始まる。
甘えん坊で素直でブサイクなその猫が「ブン」と名付けられ、母や夫、アシスタントさん達などから溺愛される様子が面白おかしく描かれている。
ブン以外にも先住猫の「マメ」、ブンのすぐ後に迎えられた「きなこ」、ロシアンブルーもどきの「ロン」、病気満載で迎えられた「コカブ」、犬の「シロ」も登場する。
脚注
外部リンク
- Wikipedia - いくえみ綾
- Wikipedia - そろえてちょうだい?
- デンシバーズ「いくえみ綾×くるねこ大和 ねこあるあるカルタ」
- デンシバーズ いくえみ綾&くるねこ大和 の「ねこしりとり」